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2002年 6/14-6/16 in England

6/14
これまた早朝4:30に起きて、マーケットへ。この日はワールドカップ日本戦の日。休憩タイムに小さなカフェのキットカットと同じサイ ズの白黒テレビの前でしばし観戦タイム。それでもまだ、朝の8:30。早起きは3文の得を実体験中。私は靴グッズが好きなので、この日はカワイイ子供用の Shoe treeを購入できたし、先日のフェアで靴磨きグッズを入れておく収納木箱を購入したので、(靴関連はあんまり人気がないのが悲しいのだけど)後はボトル やさんで、靴磨きに関連するボトルを買おうと思い早速ボトル屋さんへ・・・。すると、おばあちゃんが、今日はここにはないけど、グリニッジの私のお店にい くつかあるよ・・・と言う。”今日は、14:00にお店に戻るから、お店きておくれ・・・。”グリニッジか・・・。行くしかない。なぜなら、明日は、日本 にカエル。行くなら今日しかないのだ。
一度、おうちへ戻って、荷物を置いてから、Habitat(コンランショップ系列)などの ショップを楽しんだ後、再びグリニッジへ。グリニッジは以外と行くのに時間がかかるのですが、行くと決めたからには行くしかない!ところが、おばあちゃん たら、ごめんよー売れちゃったみたいで、一個しかなかったよーーーとその一個のボトルを私に手渡す。こんなに何百個もあるボトルの中で、一個ってコトはな いでしょう?って思ったけど、本当に一個しかなかった。大きいかばんの中に、一個だけボトルを入れて、再び電車に乗り込む。乗り換え駅は、ロンドンのビジネス街。丁度時間が17時過ぎだったので、パブにはビジネスマン達が集まり初めてました。
6/15
今晩、私は日本にカエル。水 曜日に行ったマーケット内のアンティーク屋さんに取り置きしてもらった、陶器を引き取りに行ったあと、のんびりと、レナのウチの庭で紅茶を飲んだり、最後 のおしゃべりをしたりする。レナは、70才をとうに過ぎているけど、感覚が全然おばあちゃんぽくないし、モノの使い方がかわいいなあといつも関心してしま います。掃除道具の入ったアンティークのバスケットを腕に下げて、キッチンの床に、洗剤をシュシュっとかけてる姿を見ると、真似したくなる・・・。本人に そう言ったら大笑いしてたけど・・。レナからは、イギリスの話を色々聞かせてもらって楽しかったので、後日また、レナの話をアップしたいと思います。
終わり
HabitatのURL  かなりお洒落です。(English Only)
http://www.habitat.net/

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2002年 6/11~6/13 in England

6/11
再びフェアへ。イギリスへ着いてから、合計何時間眠ったかなぁ・・・。なんかずっと起きてるよ。それにしても広い広すぎる・・・。で も、アンティークを見て回っている間は、本当に元気!自分でも怖いくらいです。気がついたら、スゴイ荷物になってしまい、ロンドンへカエルのが不安になっ てきました。なんとか、荷物をそれぞれのカートに積み上げて、電車のはじっこについている荷物置き場のすべてを占領して、夜遅くにロンドンへ帰ってきま した。
King’s Crossの駅に着くころには、疲れもピークに・・・。駅前のB&Bに即チェックイン。(何故だか、そのB&Bのベットカバーは中華風なのが気に なりました) よせばいいのに、我慢できず、もう一度、今回買ったものを全部取り出して、TOMO-ZOと一個一個眺めて、コレのこの部分が良いねとか、でも、こっちココもなかなかカワイイではないか、などと話して今夜も眠れないのでした。
6/12
B&Bをチェックアウトする前に、 Angelのカムデンパッセージへ。明日は、頼んでおいた荷物の集荷もあるので、段ボールなども買って、すべての荷物と一緒にリナのおうちへひきあげまし た。荷物の多さにさすがにレナも絶句・・・。ごめんね、明日には集荷があるからさ・・・。
TOMO-ZOとは、今日で解散なので、ラン チに、イタリアンを食べに再びANGEL駅周辺へ行きました。フルボトルのワインを頼んで最後になってしまったけど、TOMO-ZOのMBA取得のお祝い をしました。昼間っからかなりの酔っ払いになちゃった。でも、昼に飲むお酒は最高です。本当に幸せ。幸せ気分で、CO-へのお土産を買いにスーパーへ。 スーパーってなんでこんなに楽しいんだろう。こそこそ店内の写真を撮る。いよいよ、梱包タイムへ。ワインも効いてるし、睡眠不足もたたって、右手にガム テープ、左手に雑貨をもったまま、気がついたら、眠っていたりして・・・。あー明日の朝には集荷が来てしまう。がんばれ私!
6/13
なんとか、梱包も終わって、後は、リストを書くのみとなったところで、キッチンへ降りていくと、朝の4時だと言うのに全員集合している・・・。レナは、一 晩中、部屋の模様替えをしたくなって、壁にペンキを塗っていたと言うし、韓国の女の子は、ショーの為のデザインを書いていたと言う・・・私は、梱 包・・・。夜中にそれぞれの部屋でなにやってるんだろうねーと笑い、紅茶を飲んで、またそれぞれの作業へ・・・。
さあもう少し、9: 00の集荷が終わったら、ゆっくりお風呂に入って、お昼寝をしよう!そしてやってしまいました。全員が眠ってしまいました。ドアのノックすら誰も聞こえな かった・・・。ドライバーさんが電話をかけてきて、中にいるなら開けて下さい。何してるんですか?って言うまで・・・。それは、11:30の出来事でし た。夜、のんびりと、テレビを見ながら、プーーーッとタバコを吸いながら、ワインを飲んでいると、前述の韓国の女の子がショー用の作品を試着してみてくれ と言うので、着る着る!と言って、早速試着。普段、着ないような、カッコイイお洋服を試着させてもらって、少し興奮しました。楽しかった。

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2002年 6/8~6/10 in England

6/8
朝早い大韓航空で、イギリスへ。大韓航空は、持ち込む荷物の重量が他社より厳しくない&安い!なのに食事は大好きなビビンパなのです。トランジットで降り立ったソウルの新国際空港はキレイでびっくり!無料で、ネットも見れるし、喫煙所もキレイ!前までは、真っ白な煙の中に閉じこめられた部屋が喫煙室でした。
夕刻、ヒースローに降り立ち、チューブ(地下鉄のコト)に乗って、泊めていただくレナのおうちへ・・・。さすがに、成田を出てから、15時間。もうへとへとです。レナのおウチはいわゆる下宿屋さん。私の他に、stマーティンの大学院に通う韓国人の女の子が滞在しています。フラットに泥棒が入って、しばらく住めないので、ここに居るの….とのコト。ロンドンでは、何度かそう言った話を聞いたことがあるけど、本当にヒドイですよね。気の毒です。
レナのアンティークコレクションを見せてもらって、話し込んでいると、すっかり 深夜に・・・。楽しくって、あっという間に時間が過ぎていきます。
6/9
朝一番で、グリニッジのマーケットへ。グリニッジはお気に入りの街の一つ。ロンドンに行くと必ず立ち寄ります。欲しかったものを何点か発見して1人で喜んでいると、偶然に中学の同級生に遭遇。彼は、みんなもきっと大好きであろうアパレル会社のバイヤーさんをしていて、ロンドン駐在だと言うので、少しだけ情報などもいただきました。それにしても、世界は小さいねぇ。前にも、ハワイのスーパーで高校の同級生と再会したり、ドイツのベルリンでばったり友達に出くわしたりしたことがあります。近所じゃ誰にも会わなかったりするのになぁ。
お昼にTOMO-ZOとヴィクトリア駅で合流して、とりあえずパブでサイダー(シードルみたいなモノ)を注文。やっぱりイギリス来たら飲まなくちゃね!明日は、巨大フェア。どうせなら、ロンドンじゃないところに泊まろうと言うコトになり、TOMO-ZOが昔住んでいた、Nottighamへ行くことにしました。Nottinghamはロンドンから電車で約2時間。早くも大移動です。パブの2階のB&Bに決めたのでビール の心配も不要ですわ。
6/10
今日もまた早起きして、フェアへ。農場に何千店もが出店していて、スゴイ・・・。こんなに大きいフェアは初めてなので、気合いが入ります。まずは、フェア会場の中のサンドイッチ屋でホッサンドと暖かい紅茶を飲んでからね・・・。早朝から、夕方まで、時折ふってくる雨にもめげず、段々重くなる荷物をひっぱり、大収穫でB&Bへ戻ったのは、20:00頃。やっと近所の中華屋でまともな食事。私の定番のBlack bean souce + Chikenを注文。中華屋なのに、スープにパンがついてくる。コレハ要らない・・・。
明日は、特に予定もないので、2日目のフェアにも行くことに決定!明日は、ジャンクものを見てまわろう!と思うと楽しくなって、元気が出てくるものの、パッキングや仕入れのリスト作成やら、やらねばならないことがまだまだ山積みです。それにしても、なんでアンティークフェアって、こんなに朝早いのだろう?日本も骨董市は日の出から・・・とかだよね。

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2004年 秋 ドイツ・イギリス・フランスへ。

ドイツ-ベルリン 2004.10.27-10.30
ルフトハンザに乗って、ベルリンへ行ってきました。ドイツの上空から見えるドイツの森は、木々が真っ赤に色づいて、とても美しかったです。この季節は、 きっと、ロマンティック街道は、素敵なんでしょうね。(飛行機が苦手な私ですが、ルフトハンザには、乗ってみたい・・・と密かな野望を持っていました。) ルフトハンザの機内誌には、ルフトハンザのオリジナルものが載っていて、ドイツらしい、カッコイイデザインのものが色々とあります。RIMOA(スーツ ケース)の限定品なども販売されていて、つい欲しくなりました。
さて、ベルリンでは、旧西側のホテルに滞在しました。安さで選んだ安宿 でしたが、快適!快適!朝食も美味しくて、対応も良くて居心地の良いホテルでした。ドイツのホテルは安宿でも、クオリティーが高い!と聞いていましたが、 本当です。いつものように、蚤の市や、アンティークマーケットを中心に廻る中、ボタンを扱う手芸屋なども覗いてみました。コートやジャケットを片手に、ボ タンを買い求める人たちが入れ替わり立ち代り入ってきます。衣替えの季節には、「今年用のボタン」を買い求めるお客さんが沢山訪れるのだそう・・・。そん なボタン使いの上手な人たちが住むベルリンでのボタン探しは、面白かったです。
話はちょっと変わりますが、ドイツには、トルコ人も多く 住んでいるようです。朝の街からは、「グナイドン」とトルコ語のオハヨウが聞こえて来ました。 イギリスへ留学していたときに、ルームメイトのトルコ人エシンと、お互いの国の言葉で「オハヨウ」を言い合っていたを懐かしく思い出しました。
さてさて、ドイツ滞在中の1日は、ボタンコレクターさんを訪ねてとゆっくりお話をしました。コレクションを見せてもらったり、ドイツのボタンの話しを聞い たり・・・。コレクションの中で目を奪われたのは、美しいシルクの刺繍ボタンのサンプル!残念ながら、非売品です・・・。お願いをして、画像だけ撮らせて 頂きました。また、戦後のメタルボタンのこんな話も聞きました。ドイツは敗戦後、軍用に製造した沢山のユニフォームボタンが不要になった為、ボタンメー カーは、それらのユニフォームボタンの上にもう一枚メタルのカバーを被せて、ピンクやブルーの色を塗り、子供用のボタンなどに製造しなおしたそうです。話 を聞いて、ためしに、ボタンの上にもう一枚カバーがされているようなつくりになっているメタルボタンの表面を思い切って剥がしてみると、海軍のボタンが出 てきました・・・。なんだか、「当たり」くじを引いたような気持ちになりました。(笑)
イギリス 2004.10-31-11.06
ロンドンのヒースローで、decoupageのアキさんと合流して、フラットへと向かいました。 ロンドン・パリは、一緒の宿に滞在です。(お世話になりました☆)お互いの戦利品を夜に見せ合ったりして、日に日にテンションがあがってきます。今回のフ ラットは、どうやら、ロンドンでは、ブルジョワな人達が住むエリアのようです。通勤タイムのバス停では、ヴィトンのスーツケース(ビジネス用)を持って、 ふんわり良い香りを漂わせるスマートなパパとチェルシーにある学校に通っていることが分かる通学バッグを背負ったいかにもお金持ちの子供たち・・・などな どを見かけます。ロンドンへ行くようになって、15年。私の中のロンドンを覆すような(笑)光景でした
さて、ロンドンには、1週間の滞在です。今回もロンドンには殆どおらず、買付の為、 毎日地方へと出かけていました。内、1日は、ロンドン発信のネットショップ1974**のユミコさん、そして、ヤスヲさんにコッツウォルズへ連れて行って もらったりもしました。コッツウォルズは、絵葉書の中のような街。本当に綺麗でした。イギリスドライブは、とても気持ちがよくて、景色も綺麗で、ただ、 走っているだけで、極上な気持ちになれます。お奨めです!イギリスは、食べ物がマズイと言われてますが、実は、結構イケマス!イギリスのレストランチェー ン店やそこら辺のイギリス料理を除けば・・・ですけど。
今回は、ユミコさんにピザ屋に行こうと誘ってもらい、みんなで、夜の Angelへ行ってきました。行ってみると、ハイゲートにある、お気に入りのピザ屋さんでした。Angelにも店舗があることを知らなかったので、ユミコ さんには、感謝です。今後、毎回行くでしょう! ココは、本当に美味しいです。Angel駅から、Highbury&Islington駅に向かう途中の左手にある、ピザ屋さん。こんなに大好き なのに、店名を忘れるなんて、コラムの書き甲斐もないってモノですが、ブタのマークが目印です。旅行でロンドンAngelへ行く機会があったら、迷わず、 ココへGO!デス。
今回のイギリスは、移動だけで8時間かかった日もあった程、とにかく、あっちこっち飛び回りました。ボタンは、珍しいものも沢山手に入り、過去最高の大収 穫となりました。雑貨に関しては、流行に左右されず、ずーっと素敵だ!と思えるアンティークをテーマに探してきました。数は少ないですが、よいものが手に はいったと思います!ヴィクトリア時代の帽子を入れるHAT TINや、ミッドセンチュリーのHAT STAND。それから、デザインが本当にカッコイイ、レタースケール。珍しい、アンティークの木製のスーツケース。など・・・。渡英する前に、自分が昔か ら変わらないで好きなものは何かをもう一度考えて、その結果のセレクトです。なので、いつもより、グッと渋い感じになったかもしれません。
そんなノリノリの買付の中で、1日だけセンチメンタルになった日もありました。ロンドンからBRで2時間ほどの、南東の港町へ行った日のコト・・です。こ の街は実は、私が留学していた街なのです。まさか仕事で再びこの地に行くとは思わなかったので、ディーラーさんとの待ち合わせ場所を決めるときに、この街 を指定されたときは、本当に驚きました。午後3時頃、用が済んだので、懐かしい気持ちで、学校を訪れて見ることに・・・。でも、学校は、その日は、お休み だったようで閉まっていました。うーん。ホント残念。(後で、友達に話して思い出したのですが、水曜の午後は休校でした・・・)
その 後、ホームステイしていた、ファミリーの家も、訪ねてみました。きっとビックリするに違いない・・とココロの中でニヤニヤしながら、行ってみたのですが、 ドアの色が真っ赤に塗り替えられていて、他の住人が住んでいるのを示していました。(元の色は、グリーンでした。)ついでに、カーテンも全部替わっていま した・・・。 塀ごしに中を覗くと、やっぱり見知らぬファミリーが庭の手入れをしていました。ショボーン。帰国後も仲良くしていただけに、3年前からクリスマスカードも 届かなくなったので、心配していたのですが、移転先も分からず、とても悲しい気持ちです。ふと、隣の美容室で、ファミリーが髪を切っていたことを思い出し て、美容室を訪ねてみましたが・・・・なんと、美容室のオーナーまで、変わっていました。ガーン・・・。
小さな街で、ちょっと通りを歩 けば、クラスメイトに出くわすようなところでしたが、今は誰も知っている人はいなくて、確実に時が経ってしまったのを感じました。そこの角から、ひょっこ りと友達が出てそうな不思議な錯覚を覚えながら、ロンドンへ戻りました。なんだか、ヘンテコな気持ちの1日でした。そうそう、よく紅茶を飲みにいった Tea Roomへ寄って見ると、そこだけはあの頃と同じで、あの頃と同じように、お客そっちのけで、ファミリーでカードゲームで盛り上っていて、 ちょっと、ホッとしたんですけど(笑)
パリへの移動は、予約していたユーロスターにで。何故だか不明ですが、あきらかに車両は1等でした。パリに着くまで、2人とも、思いっきり眠りました・・・。快適でした。
フランス-パリ 2004.11.07-11.08
パリの宿は、decoupageのアキさんのお気に入りのホテルだったので、私は、初めて泊まるのですが、楽しみにしていました。便利な場所にあって綺麗なのに、値段 もリーズナブル!!朝食を部屋まで持ってきてくれるサービスも素敵です。パリに到着するやいなや、二人で、クレープを買って食べました。実質1日だけでし たが、充実の買付を済ませ、沢山のお宝とともに、帰国しました。
帰りは、搭乗予定の便のキャンセルなど色々あって、色んな国をトラン ジットして、丸1日かけて、帰国となりました。予定外のトラブル分の体力を残していなかった為、帰国後しばらく寝込むコトに・・・・。予定外の空港ソウル のインチョン空港に降り立つと昨今のソウルブームで月曜日だと言うのに、飛行機は、いっぱいの人でした。

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2004年3月 CO- ヨーローッパを巡る(イギリス編)

9日目 パリ-ロンドン
この日、同行のコザケンは、帰国。私は、ロンドンへ向かいます。今回も、ロンドンでは、地下鉄Old Street近くのフラットに滞在。イースト地区は、最近、日本の雑誌でも多く取り上げられている地域。フラットからHoxtonスクエアまでは、徒歩1 分の好立地でバーやクラブ・レストランが沢山あります。もうちょい東へ行けば、ベトナム料理やインド料理が楽しめます。前回滞在したときは、気付かなかっ たけど、近くにサーカスの学校もあり、レッスンを受ける沢山の生徒達を窓から覗くことが出来ました。サーカスの学校ってあるんですね!てっきり、サーカス 団に直接修行に行くのみがサーカス団入りの道なのかと思っていました・・・。
さて今日は、昼頃にロンドンに着きました。今日は、今日こそは、携帯を買おうと決めていました。日本から海外で使える携帯を借りていくより、電話代を考 えれば、ロンドンで買ってしまった方が安いのです。どこにショップがあるか、私の中のロンドンの地図を開いてみたけど、検討が付かなかった ので、普段は、寄り付かないセンターへ行くことに。とりあえず、オックスフォードサーカス辺りに行けばいいかな?と・・・。この辺りは人が多すぎて、 ちょっと苦手なエリア。日本で言えば、新宿?欲しかったNOKIAの携帯は、3件まわるも、在庫切れだと言うので、聞いたことのないメーカーのシマシマ柄 の渋めのものを購入。でも結構気に入っています。購入後、天気も良かったので、テムズ川の方へ行ってみることに。Embankment駅からロイヤルアル バートホールへ向かってテムズを渡る橋が完成していたので、びっくり。私の記憶の中では、とにかくいつも工事中でした。早速渡ってみると、左手には、セン トポール寺院・OXOタワー、右手には、ビッグベン・ロンドンアイが見え、いっきにロンドン気分が味わえました。この橋は、ちょっとお奨めかも。川を渡っ たところで、アルバートホールの中のカフェテリアは広くてのんびり出来ることを思い出し、カフェテリアで、ゆっくりと明日からの作戦を練ることにしまし た。そして、ロンドンに滞在するものの、ほとんどロンドンには居ないことになりそうな日程が出来上がりました。(笑)
10日目 イギリス南部
早起きして、田舎町へ。手動開閉式の旧タイプの電車に乗って、車窓を楽しむ。今日も天気が良い!パリに入ってから、天気がついているのが何よりも嬉しい。小さな町のSHOPをまわりながら、お店の人とちょこっと、お喋りを楽しんだりする。ちょっとだけど、喋れてよかっ た・・・・。フランス語・ドイツ語・ハンガリー語が全く喋れないことを残念に思う。聞きたいこともあったし、好みのモノばかりを扱うディーラーさんとは、 色々と喋ってみたい・・・。でも、今から他の語学を習うのも、かなり勇気が・・・。・・・。うーむ。後で考えることにしよう。夜はフラットで食事。
さてさて、このフラットに滞在のもう1つの楽しみは、素敵なフラットメイトも出来ること。ここに住む、Mサンは、ミュージック・カルチャージャーナリスト としてのお仕事もしていて、色んな事を知ってます。知らない世界の話を聞くことが出来るのは、本当に楽しい素敵な事ですよね。今回は、「ブラックカルチャー」。イギリスに住む、黒人さんライフなどを教えてもらいました。イギリスに留学すれば、イギリス人家庭の中を覗くことは比較的簡単に出来るし、マス メディアなどの色んな情報を通して、なんとなく、イギリス人家庭の生活は分かったような気になれます。でも、イギリスに数多く住む、その他の移民の人たち の生活って以外と知らないですよね。そうそう、ロンドンでは、年に1回ブラックビューティーショーと言うショーまであるそうです。なんだか興味深いですよ ね。そんなこんなで、Mサンが記事を書いている日本の雑誌「ルイール」と言う雑誌を見せてもらいました。今まで読むことがなかったブラックカルチャー& ミュージックマガジン。これが中々面白い。そっち系の音楽は、別にぃ・・・。って言う人にでも、知らなかったカルチャーが見えてくるようなテーマが満載で 充分に楽しめます。面白いので、思いっきり隅々まで読破してしまった。しまった、寝なくては!
11日目 ロンドン郊外
朝、ロンドン郊外の小さなフェアを覗いた後、ロンドンの外れの、ジャンクショップへ行ってみました。ガーン。あれ?なくなっている。もう一件行ってみる。ガーン!また、なくなっている….。ロンドンはいつでも変わらないようで、以外と回転が速いのです。特に、古物業の お店は・・・。気を取り直して、夜はボタンディーラーさんのお宅へと向かいました。こんなボタンを見つけたよ!の私からの報告に対抗して(笑)、お宝ボタンを見せてくれる。ボタンの話をもっとゆっくりしたかったけど、ゆっくりボタンを選ばせてもらって居るうちに時が流れてしまった。どれもこれも、素敵だっ たので、選ぶのに凄い時間がかかってしまったのです。楽しい時間は、あっという間に過ぎますね。
12日目 イギリス中部
今日は、5:00起き!いざ、巨大フェアーへ。朝から雨が降っていて、寒かったケド、張り切っているので大丈夫。念の ため持ってきた、昔の高校生が雨の日のチャリ通の際に履く、あのビニールパンツを履くかどうかかなり悩みました(笑)。(一応持っていったんです)悩んで いる間に、雨がやんでくれたので、ここぞ!とばかりに、動きまくる。油断すると雨でぬかるんだ地面を滑りそうになるので要注意!今日は、動物モノに目が良く行く。動物柄のTinやブックスタンド・陶器・ちょっと大きかったので悩んだけど木馬なども買い、持てる限界までよいものが見つかったので、大満足。大 収穫のフェアでした。気が付いたら、お気に入りの靴はドロだらけなんですけど・・・。
13日目 ロンドン
今日は土曜日。ロンド ン市内の蚤の市が開かれる日。同じフラットのKさんが、ポートベローでアルバイトをしていると言うので、遊びに行ってみることに。ロンドンはいま80年代 ブーム!そんな雰囲気の商品が沢山、ポートベローの奥の方の一角で売られていました。Kさんが、しばしストールを離れる間、ちょこっと店番をやらせてもら うことになりました。面白かった!プラスティックのアクセサリーをイギリス人のオネエサンに販売。売れたときは、かなりのヨロコビでした。(笑)そのス トールのお隣のお店は、オリジナルのTシャツなどを売っていました。そこで薄手のトレーナーを購入し、その後のロンドン滞在で大活躍。実は今も着てたりし て・・・。
14日目 ロンドン郊外
今日は、ロンドン在住のコレクタブルを扱うSHOPを運営されている1974*サンとお会い することに!なんと車で、郊外のフェアーへ私も連れて行ってくださるというではないですか!個人的に大好きなサイトなので、お会いできるのは、カナリ嬉し かったのですが、その上、フェアーにまで・・・。かなり恐縮です。yumiサンは、とっても気さくで、楽しい方。私は、かなりの人見知りなので、大抵初対面では、ろくに話しが出来なかったり、沢山の後悔が残ったりするのだけど、昔からの知り合いのように、すんなりお話ができて、自分でもびっくりしました。 好きなものが似てるからかなぁ・・・。と分析したりも・・・。お昼は韓国人街で、ビビンパを・・・。これもとても美味しいお店でした。1974**ご夫妻!サンキューでした!ちなみに、旦那様は、料理人!(クー!カッコイイねー)で、レシピなどを紹介するサイトを持っていらっしゃいます。
15日目 イギリス中部
今日も巨大フェアーへ。3:30(朝ね)には、家を出なくてはならない・・・。ってことは2:30起きです。ヨレヨレしながら出発!今日は大風が吹き荒れ ている。吹いて吹いてついでに時折激しい雨も降ってくる!これってどうよ!!!って言う天気でした。しかし、ここで底力を出さねば!風に対抗して歩く。今日はTeaカップやTetleyグッズなど、好みのものを見つける。強風の中に長くいると、へこたれそうになるけど、そんな中にキラリと光るお宝を発掘し た時は、本当に本当に輝いて見えました。
16日目 ロンドン
今日は、梱包DAY。危うく、プチプチがなくなってしまい、焦る。 50mも持っていったのに!でも、梱包には力を抜けない。昔の全損事故が走馬灯のようによみがえっちゃいます。無事1974**さんにプチプチを分けて頂 き、ついでに、夜は美味しいカレー屋さんに案内してもらう。美味しいです。イギリスは、エスニック系が本当に美味しい!その後、ターキッシュカフェで、 アップルチャイも飲んで、話に花が咲く。
17日目 ロンドン
無事、出荷も終わり、残すところ、あと一日となりました。ロンドン市内のモールなどをまわった後、ちょっとコベントガーデン にでも行くか・・・と思いつく。センターは嫌いと言ったけど、コベントガーデンは別です。好きなミュージアムもあるし、(地下鉄のね・・・。大好きなんで すよ。)SHOPもギュッと詰まってあるので、まわりやすい。いつも結局買ってしまう靴屋さんOFFICEでやっぱり今回も春の靴を買う。それから、本屋 で、飛行機の中用の本を買おうと思うけど、難しいのは面倒くさい(っていうより、読めないな・・・)と思い、結局、TOKYOのガイドブックを買ってみ た。どんな風に何が紹介されているのか気になります。開いてみると、東京は、いつの間にか24区になっており、ガイドブックにお台場区と言う区があった。 本当にあるかと思っちゃいました。そして、我町、荻窪は、ラーメンで有名で全国からラーメンを食べに集まると書かれていた。でも、以外と荻窪を知っている 人は、全国的にも少ないと思われた・・・。後は、飛行機の中で楽しむことにしよう・・・。
18日目 ロンドン
毎回お願いするミニキャブ(タクシー)にお願いして、ヒースローへ。いつもお喋りな運転手さんが来るのだけど、今回の人は一言も話さなかった・・・。
19日目 日本
成田着。今回の旅もコレにて終了!!帰国の今日は4/9。日本は暖かいですー。私、ダウン着ています・・・。たった19日間の間に季節も春になり、お花見も終わっていました。19日間。されど19日間。
おわり。
雑誌「ルイール」のサイト:http://www.rittor-music.co.jp/hp/lu/

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2004年3月 CO- ヨーローッパを巡る(フランス編)

6日目 ウィーン→パリ
ウィーンを満喫後、最終便でパリへ。今回で5度目のフランス。イギリスから、ユーロスターやフェリーで渡っていたので、 空港に降り立つのは初めての経験でした。今日の夜中にサマータイムに変わるので、時計を1時間先に回して、就寝。1時間損した気分。イヤ、本当に損しまし た。
7日目 パリ
いつも通り、5:00頃に起きてみたけど、サマータイムになったばかりの今日は、昨日までの4:00に当たる 訳で、やっぱりまだ外は暗く、部屋で明るくなるのを待っていました。夜明けと共に行動開始。朝は、蚤の市へ。サマータイムにもめげずに、時間を守って到着 したのに、お店がまだ出ていない!早くみんな!早く来てーーー。しっかし、今日は天気が良いです。1週間目にして、初めてのお天気となりました。なんだ か、身もココロも軽いです。(それって、昨日荷物を送ったから?かな・・・)
パリの朝は、そこらじゅうから、「ボンジュール」「メルシィ」と聞 こえてきます。いつもの事だけど、無口な国から渡って来たので、ちょっとそれが衝撃だったりします。(笑)まぁ、寒いと、言葉も出てこないですよ ね・・・。さてさて、とにかくパリでは、ボタン探しに専念。蚤の市やその他色々、とにかく、ボタンを探して歩きまくりました。それから、近頃、古着熱が再 燃していたのですが、街行くパリジェンヌを見ていたら、更にメラメラと再燃!久しぶりにカッコイイ古着たち探しにも勤しみました。近々、ファッションコー ナーの古着も更新できそうです。夜は、コインランドリーへ。コインランドリーのグルグルを見ていると、なんだか眠たくなります・・・。でも、結構好きな場 所だったりして。その後、ちょっとだけ・・・とベットに横になるとそのまま朝に・・・。思えば、昨日は、ウィーン。おとといは、ブダペストだったのですか ら、疲れていたのですね。
8日目 パリ
朝は、やっぱりクロワッサン。その後、張り切ってボタン探しへ。今日も天気が良いです!バルコニーで日光浴をしている姿もみえまし た。(でも、そこまで暑くはないんですけど・・・)ブダペスト編と同じように、アンティ-クブトン。アンティクブトン。(アンティークボタン)と呪文のよ うに唱えてみる。色んなところを辿って辿って、たどり着いたのは、ボタン屋さんではない骨董屋さん。売る気がないのかどうなのか、商品の下の方に小さな ショーケースが隠されており、その中には、19世紀の美しいアンティークの貝ボタンが、ひっそりと、輝いていました。興奮しました。
それから、 パリの街も歩いてみました。ガイドブックに載っていたボタン屋さんに行ってみたり、セーヌ川沿をぶらっとしてみたり。天気が良いって素晴らしいですねー。 おかげで、終始、ニコニコしていられます。さて、短いパリ滞在も終え、明日はロンドン、美味しいワインとゴハンで、締めくくりました。
ロンドン編へ続く

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2004年3月 CO- ヨーローッパを巡る(オーストリア編)

 
5日目 オーストリア到着
ウィーンへ移動後、この日のホテルを取っていなかったので、バス終着地点から、適当に何件かのペンションに電話をかけて予約。たまたま予約したペンションは、ラッキーな事に24時間開いている中央郵便局の近くでした。明日は、土曜日、しかも明日の夜にはパリへ移動するので、いったい、この荷物はどうなるのだろう・・・と思いながらの移動でしたが、神は見捨ててはいませんでした!あぁぁヨカッタァ!発送後、夜のウィーンの街を散策。冷たい雨が降っていただけど、それはそれで、雰囲気があってなかなか素敵な街です。ウィーンは、たった1泊の滞在なので、慌ててオーストリア料理を食べに行き、ちょっとだけ観光気分・・・。

6日目 オーストリア - フランス
ウィーンでは、5:30に起床。外に出ると、雪が思いっきり降っていました。寒い。寒すぎる。蚤の市に行ったものの、寒すぎる・・・。こんな寒い日に限って、沢山持ってきたホッカイロを使い忘れているのは、どういうことだろう・・・。でも、雪降る中、カワイイ、ティーセットやミシン、Tinなど、普段とは違ったものを見つける事が出来て、寒さを克服した達成感がありました。
午後は、特に予定もなかったので、Hundertwasserの博物館などを見に行くことに。Hundertwasserは、本などで見ていて、一度みたい!と思っていたので、かなりテンションがあがります。前にウィーン出身の友人にHundertwasserの建物を一度見たいんだよね・・・といった所、あんなに無駄なものはナイ!と酷評だったので、どんなものか・・・と違う意味でも、かなり楽しみでした。(と言っても、大抵のオーストリアの方にとっては、誇るべき建築家だと思うのですが)
さてさて、実際に行ってみると、ウィーンの綺麗な町並みに突然不思議な建物が現れて、確かに、オーストリアの美しい町並みを愛する方には、どうよあれ?ってな部分もあるのかも知れないな・・・と思いましたが、私には、面白いと感じられました。波打った床や壁面の装飾は、確かに無駄の塊でした。でも、無駄の塊。よい響きです(笑)かたまれば立派になります。本当に立派でした。あ、本当にこれは褒め言葉なのです。ちなみに、ウィーンの友人は、無駄嫌いなので、”無駄”と言うことについていつも議論になります。私は、無駄なことには2通りあって、すばらしい無駄と本当に無駄な事との2種類があり、すばらしい無駄をどれだけ出来るか、見つけれるかが人生だ!と思っているので、いつも熱いバトルとなります。また、Hundrtwasserの感想などメールして、熱いバトルを繰り広げることになりそうです。それはそれで、ちょっと楽しみかも・・・(笑)
さて、今日の夜は、パリへ移動ですが、フライトは最終便なので、思いっきり、ウィーンを堪能しました。美術館やら、ベートーベン像やら、もう、思い残す事はないくらい、ヘトヘトになるまで、ウィーンを観察してまわりました。久しぶりの観光スポット巡りに、旅気分が高まった1日。旅気分が今日は、全開です。
フランスへつづく
Hundertwasse : http://www.kunsthauswien.com/

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2004年3月 CO- ヨーローッパを巡る(ハンガリー編) 

 
 ハンガリーからイギリスまでのアンティーク探しの旅へ行ってきました。ブダペストから始まった今回の旅は、色んな発見の毎日でした・・・。前半戦のブダペストからパリへは、コザケンと2人。後半戦は1人で・・・となった今回の旅。ではでは、いざ、ブダペストへ!
1日目 ニッポンからハンガリーへ
ハンガリーのブダペストへは、ウィーンの空港からバスで向かいました。電車、飛行機で行くことも、もちろん出来るのですが、あえてバスで・・・。ウィーンの空港からブダペスト行きのバスに乗り込むと、ハンガリー人の乗客が、みな何故か無口なのが印象的でした。夫婦や友人同士で隣り合わせに座っているのに、声がとにかく聞こえてこないのです。そんな静かな車内から見えたのは、無数に立つ、風力発電のようなプロペラ付きの塔。いくつ立っているのだろう?と数えはじめたものの、すぐに100本を越えてしまって、諦めましたが、グルグルと一斉にまわっている光景は、とても不思議な気がしました。段々外は暗くなり、外の景色が見えなくなったころ、高速道路に街灯がないことに気付きました。晴れていたら、星が綺麗に見えるだろうな・・・。それにしても、みんな静かだな・・・。などと考えていると、ブダペストのバスターミナルへ到着。今回の滞在中、アパートを貸してくださる大家さんと待ち合わせをし、アパートへ案内してもらう。新築のとても綺麗なアパートで、大きなキッチンも付いていた!嬉しい!明日からは、アンティーク探し。
2日目 ハンガリー
7:00に起床。アパートの無愛想な管理人さんに、覚えたてのオハヨウをハンガリー語で言ってみる。管理人さんの、無愛想に固く閉じていた口がニカっと開き、良く眠れたか?とジェスチャーで聞いてきた。バスの車内といい、物静かな印象があったけれど、話しかければ、明るく答えてくれる人達なんだな!と嬉しくなる。まず地下鉄の駅へと向かう。地下へ行く為に、普通にエスカレーターに乗る。うぉぉ。スピードが速すぎる!日本の倍?位の速度で動いている。こんなんで、お年よりは無事に乗れるのだろうか???と心配になり、皆が乗る様子を見てみるが、みんな余裕で乗っていた。余裕がないのは、私達だけかも。(エスカレーターの動きが早いので、日本のように、エスカレーターの上を更に歩く人はいませんでした。)ブダペストの地下鉄の駅では、大抵パン屋さんがあって、焼きたての小さなパンを売っており甘い良い香りを漂わせていました。これは、ちょっとおなかが減っていようものなら、見逃せない香です。しかも温かくて美味しい!ブダペストのパンが美味しいなんてしらなかったよ!!と無駄に鼻息を荒くしつつ、明日からも朝食はコレに決定!
さてさて、午前中は蚤の市へ。言葉は、全く分からないけど、こう言うのがすき!とか、そう言うオーラだけで話をする。気合を入れれば、なんとなく、こういうことえを言っているのかな?って分かるけど、どうしても分からないコトあり、謎に包まれた用途不明のものもあったけれども、惹かれたモノを少しづつ見つけていきました。雨が降り始めたので撤収し、ファルクミカシャ通りの骨董通りや古本屋さんをまわりました。ファルクミカシャは、東京で言ったら青山の骨董通りのような高級感がある店が多く、雨でずぶぬれの格好で入るのは、気後れしてしまいました。18:30頃、アパートへ戻り、22:00には就寝。
3日目 ハンガリー
5:00に目を覚ます。雨が降っている。眠ることが出来なさそうなので、リビングでコーヒーを飲んで夜が明けるのを待つことにする。今日は、とりあえず、歩く。特にあてはないけれど、ガイドブックを頼りにしても仕方がないので、自分達の足で、歩く。この人は、もしかして何か知っているかも?と思ったら、話しかけて、呪文のように、アンティーク。ヴィンテージ。アンティーク。ヴィンテージ。ボタン。ボタン。と繰り返す。(笑)なんせ、ハンガリー語が分からないので主要な言葉だけを・・・。かなりヤバ目の日本人だけど、きちんとお礼を言ったら許してくれるよね?やっぱり土地のことは、その土地の人に聞くのが一番です!
そんな成果もあってか、今日も親切なハンガリーの方々のおかげで色んなものと出会うことが出来ました。アールデコ期の置物や、昔の素朴なインテリア。どれも、ホントに素敵です。ハンガリーの皆様サンキュー。サンキュー。帰り道、ブダペスト最大のショッピングセンターへ。とっても広くってびっくり!このショッピングセンターには、西ヨーロッパの洋服やさんや、カワイイお店がいっぱいありました。ゆっくり見てまわったら楽しそう!だったのですが、外の寒さ用に着込んだ洋服がセンター内では暑すぎて、具合が悪いです。ガーン。スーパーで買い物をし、夕食はアパートで。
4日目 ハンガリー
今日も、雨。しかも結構寒い。今日は、絵本や文具を見てみることに。カワイイ!本当にカワイイ!文具は、どこの国に行っても必ずチェックしてしまうアイテム。大人になってもこんなに、文具に惹かれるのはなんででしょう?特にノート!なんとも言えない紙の質感やニオイがたまらないです。ハンガリーは、文具好きのココロをくすぐる国です。アパートに帰ってからの楽しみは、やっぱり、戦利品を見てニヤニヤすること(笑)。今日もニヤニヤがとまりそうにありません。今日選んだ文具や絵本は、2004年5/7-9に開催予定の展示販売会”旅の記憶とボタン展”で(西荻窪ギャラリーMADOにて)販売予定です。ご期待くださいね!
5日目 ハンガリー - オーストリア
午後はウィーンに移動の日。毎朝7:00放送している「ニルスの不思議な旅」を見終わった後、発送の為に近くにある郵便局に行くことに。荷物を日本に送りたいのですが・・・と言うと、ハンガリー語でペラペラっと何かを行った後に、オネエサンがあっちあっちと指をさす。ついでに8と手でサインをした。うむ。きっとオネエサン、8ブロック先の郵便局か、徒歩8分のところの郵便局に行けと言っているのだわ・・・と解釈し、”あっち”へ歩いてみることに、しばらくすると、郵便局があり、聞いてみると、また、”あっちあっち”と指をさす。はて?しかし、あっちと言うのだから、あっちに行くしかない。とまた、歩く、次の郵便局でも、そして、次の郵便局でも、あっちと指を指された。気が付いたら、2時間荷物を担いだまま、歩き続けている。もしや???不安がよぎった。オネエサンの8のサインはトラムで8つ目って言ったのでは???
そして、その遅すぎる感は的中し、8つ分のトラムの駅まで歩ききった所で、中央郵便局が登場した。”もう、歩いたコトは忘れるよ。これで、荷物が送れるよ。” ちょっとなみだ目だった。「一番安いのでお願いします。」「 ?*#$%&…」やっぱり窓口の人はハンガリー語しか話さず、お客さんで来ていたオネエサンが通訳をしてくれた。「コレを日本までおくると、全部で9万フォリントすると言っています。」へ?だって、これみかん箱1つ半分だよ。しかもそんなには重量ないよ・・・。9万フォリントって言ったら・・・・。無理!ダメ!ウィーンへの移動が可能なギリギリの荷物量に送らないことに決めた荷物を加わえ、かなり涙目のCO-2人。いざ、ウィーンへ!バスでやっぱりよかったね。飛行機だったら、いきなり、ものすごいオーバーチャージです・・・。
次回、ウィーンへ続く・・・。