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2004年 秋 ドイツ・イギリス・フランスへ。

ドイツ-ベルリン 2004.10.27-10.30
ルフトハンザに乗って、ベルリンへ行ってきました。ドイツの上空から見えるドイツの森は、木々が真っ赤に色づいて、とても美しかったです。この季節は、 きっと、ロマンティック街道は、素敵なんでしょうね。(飛行機が苦手な私ですが、ルフトハンザには、乗ってみたい・・・と密かな野望を持っていました。) ルフトハンザの機内誌には、ルフトハンザのオリジナルものが載っていて、ドイツらしい、カッコイイデザインのものが色々とあります。RIMOA(スーツ ケース)の限定品なども販売されていて、つい欲しくなりました。
さて、ベルリンでは、旧西側のホテルに滞在しました。安さで選んだ安宿 でしたが、快適!快適!朝食も美味しくて、対応も良くて居心地の良いホテルでした。ドイツのホテルは安宿でも、クオリティーが高い!と聞いていましたが、 本当です。いつものように、蚤の市や、アンティークマーケットを中心に廻る中、ボタンを扱う手芸屋なども覗いてみました。コートやジャケットを片手に、ボ タンを買い求める人たちが入れ替わり立ち代り入ってきます。衣替えの季節には、「今年用のボタン」を買い求めるお客さんが沢山訪れるのだそう・・・。そん なボタン使いの上手な人たちが住むベルリンでのボタン探しは、面白かったです。
話はちょっと変わりますが、ドイツには、トルコ人も多く 住んでいるようです。朝の街からは、「グナイドン」とトルコ語のオハヨウが聞こえて来ました。 イギリスへ留学していたときに、ルームメイトのトルコ人エシンと、お互いの国の言葉で「オハヨウ」を言い合っていたを懐かしく思い出しました。
さてさて、ドイツ滞在中の1日は、ボタンコレクターさんを訪ねてとゆっくりお話をしました。コレクションを見せてもらったり、ドイツのボタンの話しを聞い たり・・・。コレクションの中で目を奪われたのは、美しいシルクの刺繍ボタンのサンプル!残念ながら、非売品です・・・。お願いをして、画像だけ撮らせて 頂きました。また、戦後のメタルボタンのこんな話も聞きました。ドイツは敗戦後、軍用に製造した沢山のユニフォームボタンが不要になった為、ボタンメー カーは、それらのユニフォームボタンの上にもう一枚メタルのカバーを被せて、ピンクやブルーの色を塗り、子供用のボタンなどに製造しなおしたそうです。話 を聞いて、ためしに、ボタンの上にもう一枚カバーがされているようなつくりになっているメタルボタンの表面を思い切って剥がしてみると、海軍のボタンが出 てきました・・・。なんだか、「当たり」くじを引いたような気持ちになりました。(笑)
イギリス 2004.10-31-11.06
ロンドンのヒースローで、decoupageのアキさんと合流して、フラットへと向かいました。 ロンドン・パリは、一緒の宿に滞在です。(お世話になりました☆)お互いの戦利品を夜に見せ合ったりして、日に日にテンションがあがってきます。今回のフ ラットは、どうやら、ロンドンでは、ブルジョワな人達が住むエリアのようです。通勤タイムのバス停では、ヴィトンのスーツケース(ビジネス用)を持って、 ふんわり良い香りを漂わせるスマートなパパとチェルシーにある学校に通っていることが分かる通学バッグを背負ったいかにもお金持ちの子供たち・・・などな どを見かけます。ロンドンへ行くようになって、15年。私の中のロンドンを覆すような(笑)光景でした
さて、ロンドンには、1週間の滞在です。今回もロンドンには殆どおらず、買付の為、 毎日地方へと出かけていました。内、1日は、ロンドン発信のネットショップ1974**のユミコさん、そして、ヤスヲさんにコッツウォルズへ連れて行って もらったりもしました。コッツウォルズは、絵葉書の中のような街。本当に綺麗でした。イギリスドライブは、とても気持ちがよくて、景色も綺麗で、ただ、 走っているだけで、極上な気持ちになれます。お奨めです!イギリスは、食べ物がマズイと言われてますが、実は、結構イケマス!イギリスのレストランチェー ン店やそこら辺のイギリス料理を除けば・・・ですけど。
今回は、ユミコさんにピザ屋に行こうと誘ってもらい、みんなで、夜の Angelへ行ってきました。行ってみると、ハイゲートにある、お気に入りのピザ屋さんでした。Angelにも店舗があることを知らなかったので、ユミコ さんには、感謝です。今後、毎回行くでしょう! ココは、本当に美味しいです。Angel駅から、Highbury&Islington駅に向かう途中の左手にある、ピザ屋さん。こんなに大好き なのに、店名を忘れるなんて、コラムの書き甲斐もないってモノですが、ブタのマークが目印です。旅行でロンドンAngelへ行く機会があったら、迷わず、 ココへGO!デス。
今回のイギリスは、移動だけで8時間かかった日もあった程、とにかく、あっちこっち飛び回りました。ボタンは、珍しいものも沢山手に入り、過去最高の大収 穫となりました。雑貨に関しては、流行に左右されず、ずーっと素敵だ!と思えるアンティークをテーマに探してきました。数は少ないですが、よいものが手に はいったと思います!ヴィクトリア時代の帽子を入れるHAT TINや、ミッドセンチュリーのHAT STAND。それから、デザインが本当にカッコイイ、レタースケール。珍しい、アンティークの木製のスーツケース。など・・・。渡英する前に、自分が昔か ら変わらないで好きなものは何かをもう一度考えて、その結果のセレクトです。なので、いつもより、グッと渋い感じになったかもしれません。
そんなノリノリの買付の中で、1日だけセンチメンタルになった日もありました。ロンドンからBRで2時間ほどの、南東の港町へ行った日のコト・・です。こ の街は実は、私が留学していた街なのです。まさか仕事で再びこの地に行くとは思わなかったので、ディーラーさんとの待ち合わせ場所を決めるときに、この街 を指定されたときは、本当に驚きました。午後3時頃、用が済んだので、懐かしい気持ちで、学校を訪れて見ることに・・・。でも、学校は、その日は、お休み だったようで閉まっていました。うーん。ホント残念。(後で、友達に話して思い出したのですが、水曜の午後は休校でした・・・)
その 後、ホームステイしていた、ファミリーの家も、訪ねてみました。きっとビックリするに違いない・・とココロの中でニヤニヤしながら、行ってみたのですが、 ドアの色が真っ赤に塗り替えられていて、他の住人が住んでいるのを示していました。(元の色は、グリーンでした。)ついでに、カーテンも全部替わっていま した・・・。 塀ごしに中を覗くと、やっぱり見知らぬファミリーが庭の手入れをしていました。ショボーン。帰国後も仲良くしていただけに、3年前からクリスマスカードも 届かなくなったので、心配していたのですが、移転先も分からず、とても悲しい気持ちです。ふと、隣の美容室で、ファミリーが髪を切っていたことを思い出し て、美容室を訪ねてみましたが・・・・なんと、美容室のオーナーまで、変わっていました。ガーン・・・。
小さな街で、ちょっと通りを歩 けば、クラスメイトに出くわすようなところでしたが、今は誰も知っている人はいなくて、確実に時が経ってしまったのを感じました。そこの角から、ひょっこ りと友達が出てそうな不思議な錯覚を覚えながら、ロンドンへ戻りました。なんだか、ヘンテコな気持ちの1日でした。そうそう、よく紅茶を飲みにいった Tea Roomへ寄って見ると、そこだけはあの頃と同じで、あの頃と同じように、お客そっちのけで、ファミリーでカードゲームで盛り上っていて、 ちょっと、ホッとしたんですけど(笑)
パリへの移動は、予約していたユーロスターにで。何故だか不明ですが、あきらかに車両は1等でした。パリに着くまで、2人とも、思いっきり眠りました・・・。快適でした。
フランス-パリ 2004.11.07-11.08
パリの宿は、decoupageのアキさんのお気に入りのホテルだったので、私は、初めて泊まるのですが、楽しみにしていました。便利な場所にあって綺麗なのに、値段 もリーズナブル!!朝食を部屋まで持ってきてくれるサービスも素敵です。パリに到着するやいなや、二人で、クレープを買って食べました。実質1日だけでし たが、充実の買付を済ませ、沢山のお宝とともに、帰国しました。
帰りは、搭乗予定の便のキャンセルなど色々あって、色んな国をトラン ジットして、丸1日かけて、帰国となりました。予定外のトラブル分の体力を残していなかった為、帰国後しばらく寝込むコトに・・・・。予定外の空港ソウル のインチョン空港に降り立つと昨今のソウルブームで月曜日だと言うのに、飛行機は、いっぱいの人でした。

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